突然ですが、問題。以下の英文を訳しなさい。
「The
top of Japanese films in terms of box-office sales had been the some since
2008. Four of them were works by Hayao miyazaki.
The long-awaited Next Big Thing, however, has
finaly arrived. “Your Name,” directed by Makoto Shinkai , brought in more than
20 billion yen. It is now the second-highest ranked film in sales ,exceeded
only by Miyazaki’s “Spirited Away”, which earned 30.4 billion yen in 2001.」(親子スクール 英語イチから 日本経済新聞2016年12月24日S9面)
映画の日本語タイトルと原文(または欧文)タイトルのギャップ…。
新海誠監督作品の「君の名は。」は、”Your Name.”たしかにポスターの日本語タイトルの下に、小さく”Your Name.”とありますね。
なにげに、”What’s
your name ? ”かと思い込んでました。
それはいいとして、宮崎駿監督作品の ”Spirited Away”ってなんだろ?興行収入と2001年という記述から、あれかな?たぶん。
日本語タイトルと原文(欧文)タイトルを比較したとき、そのギャップに驚くことありませんか?
以前、地上波初登場で放送された「ベイマックス」の原文タイトルも「Big Hero 6」でした。
このテのギャップは、映画以外にもあります。海外作家の文学作品の日本語タイトルなんか…もう…。
たとえば、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』。原文タイトルは英語で「The catcher in the Rye」。これ、日本語に直訳すると絶対アウトなカンジに…。恋愛小説っぽくない。少なくとも、ジャンルが変わる。
アントワーヌ=サンテグジュベリの『星の王子さま』。原文タイトルはフランス語で「Le Petit Prince」。日本語に直訳すると「小さな王子」となり、なんかサエないカンジに…。まったく売れそうにない。
ここで気が付くのは、タイトルの重要さ。タイトルの付け方次第で、イメージが全然違う。「小さな王子」よりも「星の王子さま」の方が、ぐっとメルヘンチックです。「ライ麦畑でつかまえて」の方が、ロマンスを感じます。
ふーむ、このブログも、もう少しタイトルを工夫してみようかな。あるいは、ギャップのある欧文タイトルをつけるとか…。